今日はDIYで家具を作るときなどに使われることが多い、針葉樹合板や集成材の臭い対策のお話です。
針葉樹合板はその風合いが好まれ、住宅内部の仕上げ材として使われることも増えてきました。
あとはOSBを貼ったお店などもよく見かけますがお洒落ですね。
●OSB合板とは「Oriented Strand Bord」の略称で、アメリカなどの建築方法である2×4建築の壁などに使用される合板です。他の合板とは違い単板を積層するのではなく、チップを互い違いに重ねて積層したものです。そのため独特な模様がありインテリア材としても使用されています。片面に、いかにも海外っぽい文字の印刷がされているのもアメリカンな雰囲気を出しているのかもしれません。基本的に片面はツルッとしてますが片面はザラザラしています。
●基本的に+構造用として用いられる他、特徴のあるデザインを生かして壁材として使用される事もあります。
出典:欧州OSB合板 JAS F☆☆☆☆9×910×1820の通販 | ホームセンター コメリドットコム
設計士さんはよくぞこのようなことを考えつくなあと驚くばかりです。
家具製作にあたっては切断作業、塗装作業とありますが、いずれも広めの作業場や屋外で行うことが多いと思いますので、刺激臭はそれほど気にならないかと思いますが、完成していざ部屋に持ち込んでみると、(敏感な方などは特に)驚くほど臭いが感じられるのではないでしょうか。
家具だけにとどまらず、住宅内部の仕上げ材に風合いが好まれ、針葉樹合板等が使われることも増えてきました。
そんな針葉樹合板や集成材の臭いでお困りの方におすすめしたいのが、消臭効果と汚れ防止にも役立つ当社のリバースワックスという表面仕上げワックスです。
リバースワックス小型家具用セット(刷毛付き)|家具臭低減ワックス
合板や集成材を家具製作に必要なサイズに切断完了したら、組み立てる前にリバースワックスを合板の裏表、切断面にあらかじめ塗布することで刺激臭が大幅に軽減されます。
下の画像のような感じです(これらは家具の表面、システムキッチンの裏側ですが、同じような感じで塗ります。細かい部分は刷毛、広い面であればローラーなど)。
また、住宅一棟に使う場合などは、当社のリバースシーラー等の製品を一定の配合で混ぜた噴霧液を、噴霧器で合板に満遍なく噴霧することで刺激臭が大幅に軽減されます。
噴霧中はものすごい刺激臭で鼻水が止まりません。
針葉樹合板などの家具や仕上げで透明な塗料を使う事をお考えの方は是非お試しください。
合板への噴霧についてはこちらの記事をご覧ください。