当社の珪藻土塗料「リバースコート」は、ローラーによる施工の他にも吹き付け施工ができます。
先日お客様から吹き付け塗装の場合についていくつかご質問をいただきましたので、このブログにも残しておこうと思います。
リバースコートを吹き付けで施工する場合、何m2塗れますか?
リバースコートを吹き付けで施工する際、ガンの口径や圧力の規定はありますか?
リバースコートを吹き付けで施工する場合、何m2塗れますか?
ローラーの場合は1回塗りで約80m2を塗ることができますが、吹き付けの場合、ガンの口径やコンプレッサーの圧力によって異なるので「○○m2です」と一概に申し上げることができません。
吹き付けの場合はローラーと違って飛散するため、塗れる面積がローラーの場合よりも少なくなります。
じゃあ見積段階では数量をどのくらいでみておけばいいでしょうか?
見積段階では少し多めに見積もっておき、また現場で不足する場合にはその都度ご注文いただければと思います。
普段施工されている業者様にお伺いすると、だいたいの目安として、30坪のお宅で全て吹き付けで仕上げるとなると6~7セット程度要しているようです。
上記は、不燃認定の仕様0.3mm厚をクリアするのに必要な量です(ローラー塗布の場合は2回塗りが目安)。
リバースコートを吹き付けで施工する際、ガンの口径や圧力の規定はありますか?
特段、設けておりません。
いつもお使いのもの、ご自身が使いやすいものがあればそちらをご使用ください。
作業性の良さやメンテナンスの容易さの観点から、リバースコートの施工には吸い上げ式よりも重力式スプレーガンの方が適しているのではないかと思います。
吹き付け施工でのポイント
吸い上げ式・重力式など、使用するスプレーガンは皆さまのお好みでお選びいただければ結構ですが、いずれの方法にしても施工前にやっていただきたい工程があります。
それは、リバースコートを濾すことです。
専用混合液と珪藻土とを撹拌した後、濾し器で一度リバースコートを濾してからスプレーガンに入れてください。
溶けきれなかったリバースコートがノズルに詰まるのを防止するためです。
また、吹き付け前に一度ローラー塗りをするとリバースコートが定着しやすくなりますので、吹き付けで思うように定着しない場合はお試しください。
その他施工については、弊社ホームページ内、資料ダウンロードページにあるリバース工法施工マニュアル(リバース工法資材施工要領書)をご覧ください。