化学物質過敏症と花粉症は似ています。

これからの季節、花粉症の方は大変ですね。

毎年、春先になるとあちらこちらで「花粉症がつらい」とよく耳にします。薬局やお店、テレビでも「花粉症対策!」など特集のオンパレードです。

大変だなーと、今となっては他人事ですが、私自身も5年前くらいに花粉症を経験しました(過去形で現在は何ともありません)。

春先に外出するとクシャミが出て、なんとなく体がだるい。

風邪かな?と思って体温計で測定してみるも平熱。

こんなことを数回繰り返し、ひょっとして風邪じゃないのでは?と思うようになりました。

55歳で初めて花粉症になりました。それもある日突然に。

案の定、風邪ではなく花粉症でした。

自分では花粉症になるなんて夢にも思いませんでしたが、今思い起こせば、食生活の質や仕事のスケジュールなど、体をあまりいたわっていませんでした。

私のように、花粉症とは無縁だった人でもある日突然発症するということもあり得ます。

 

花粉症の発症は下のイラストに例えることができます(絵心がなくすみません)。

私(人間)の体を1つのコップとすると、左から右のように様々な要因が積み重なることで一杯になり、コップから溢れたとき症状が現れます。

私自身、冬になると毛穴がふさがってかゆくなる程度で、アレルギー体質ではないのですが、生活習慣により免疫力が低下したことで花粉に反応したのではないかと思います。

化学物質過敏症の方は有害化学物質などが引き金で反応します。

化学物資過敏症も花粉症と同様に、ある日突然発症します。

原因は人それぞれ多種多様で、一度発症したら解決するのに苦労します。

私がリフォームさせていただいた方も化学物質専門病院や県外の専門のお医者さんを受診したりで、ようやく原因が特定され「化学物質過敏症」と診断されました。

その方に了承を得て診断書を見せていただきましたが、対策としては免疫力を上げる、というようなことが書かれていました。

(参考として、この方の発症原因は新築時に使用した建材と床下の防蟻処理で、対策として行ったリフォームの費用は200万円ほどでした。)

まとめと対策

原因に近づかない、原因を取り除くことも重要ですが、溢れてしまったコップを元に戻せるように生活習慣を見直して、体質改善、免疫力向上に取り組むことも大切です。

私はこれを実践し、花粉症を1年ほどで解決しました。

今現在も影響はなく仕事ができる体になっています。

 

 

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