月曜・火曜と町内の祭りのため有給を取ったので、久しぶりの出社となった水曜日。
メールチェックをしているとこんなメールが。
Googleマイビジネスから「あなた宛に質問が届きましたよ」という内容。
リスティングに関する新しい質問というのは、この部分。
赤い四角で囲った所が「リスティングに関する質問」
Googleで企業名等を検索したとき右側に上記のようなボックスが出てくることがあります。
このボックスには企業名（店名）や営業時間、住所、電話番号といった企業（店舗）情報が表示され、そこへのルートも調べられます。
いちいち公式サイトまで行かなくても、ある程度の情報が得られるようになっているのです。便利ですね。
Google マイビジネスに登録すると、ビジネスオーナーとして、表示される情報を簡単に作成・更新できるので、閲覧者に対して正しい情報を提供することができます。
このボックスの中にあるのが「質問と項目」です。
これは何かというと、ユーザーがその企業（お店）について知りたいことを質問すると、他のユーザーが答えてくれるというもの。
質問に答えられるのはユーザーだけに限りません。
その企業・お店のオーナー（ビジネスオーナー）も回答することができます。
ユーザーが回答したり、ビジネスオーナーが回答したりしている例がこちら。
那須どうぶつ王国を検索した際に表示される情報
赤い四角で囲った「質問と回答」を見ると、「すべての質問を表示（14件）」と表示されており、質問と回答が活発に行われているのが分かります。
ユーザーからもビジネスオーナーからも回答が
ユーザーからの質問に対してユーザーが答えているものもあれば、ビジネスオーナーが答えているものもあります。
ユーザーが回答する場合は時間がかかることもありますが、ビジネスオーナーには質問があったことが通知されるので、いち早く回答したいところです。
「質問と回答」は存在は知っていましたが、質問を受けたのは初めてでした。
冒頭のメールの「今すぐ返信」をクリックすると、質問に対する回答を入力するボックスが表示されるので、文章を打ち込み投稿するだけ。
あっという間に終わりました。
が、回答文を入力して投稿ボタンを押しても一向に反映される気配がありません。
「質問を表示」を押しても、質問文が表示されるだけで、先ほど投稿した回答は表示されず。
質問文の下に表示される「回答」を押すと確かに回答したことにはなっていたのですが…
「時間がかかるのかな〜」と思い、1日様子を見ることに。
しかし、翌日再度チェックしてみるも状況は変わらず。
「質問を表示」を押しても回答は表示されず、質問文下の「回答」を押すと初めて回答が出てくるという状態。
もう少し待ってみるかとも思ったのですが、回答した（ことになっている）文章を一旦削除してまた新しく回答したらどうだろう？と思ってやってみると、これが大正解。
悩んでいたのが嘘のように瞬時に回答が反映され、「質問を表示」を押すときちんと質問とそれに対する回答が表示されるようになりました。
もし私と同じような症状で悩んでいる方がいたら、一度削除してまた回答し直すと解決するかもしれません。
しかしこの「質問と回答」は良いですね。
企業（お店）側がウェブサイトを作るときは、見る人がこういうことを知りたいんじゃないかということを一生懸命考えてコンテンツを作ります。
それでも全ての疑問を解消するのは難しいですし、「これが聞きたいんだけど載ってないな」ってことはどうしても起きてしまいます。
わざわざウェブサイトに行ってお問い合わせフォームから質問したり、電話をかけるというほどではないけど…という疑問はこの「質問と回答」に投稿するのが適しているかも。
実際にその企業の製品・サービスを体験したり、お店に行ったユーザーの生の声・回答を聞くことができます。
検索する人はなるべく手数をかけずに情報を得たい・疑問を解消したい。
この「質問と回答」が充実してくると、わざわざウェブサイトにまで入っていかなくても検索画面で用が足りてしまう、なんてことが起きるかもしれません。
そう考えると、ウェブサイトを持っていたとしても、Googleマイビジネスに登録して情報を整えておき、ここでユーザーにアピールすることも考える必要がありそうです。
Googleマイビジネスは私もまだ詳しくないので、色んなサイト（後述）を見て勉強しているのですが、その中でなるほどと思ったものを引用します。
Googleマイビジネスの「情報の修正を提案」と同様に、ビジネスに関する質問には誰でも回答できることに注意してほしい。そのため、常に注意を払い、質問があったらすぐに回答し、他の誰かが回答した場合は、その回答が正しいことを確かめよう。
登録したらあとは勝手にユーザー同士で疑問解消してくれるだろう、なんて油断せず、ウェブサイト同様、常に気を配っていかないとですね。
