担当者1人でWebサイトの原稿を作るときに心がけていること

現在、弊社Webサイトの修正を進めています。

文字の修正や画像の入れ替えといった軽微な修正は普段からよくあるんですが、今回はレイアウトの変更もあって割と大がかり。

昨日はその打ち合わせでした。

 

その中で、「1人で原稿作るのは大変ですよね」と気遣っていただきました。

 

現在のスタイルとして、社長あいさつなどその人でなければ書けないというものを除き、ほぼすべての原稿は私が作っています。

出来上がった原稿をたたき台として上司や社長に回覧し、意見をもらってブラッシュアップ、という工程を何度か繰り返して完成します。

 

部署がたくさんあったり、社員が多い会社では、各部署や担当社員に原稿の作成を依頼するというパターンが多いのではないでしょうか。

その場合の担当者の仕事は、原稿を作るというよりも進捗管理がメインになります。

催促しているのになかなか集まらない、そして制作会社への入稿が遅れるので納期もズルズルと遅れていく…というのは担当者あるあるですね(笑)

 

1人で作る場合、進捗管理イコール自分の原稿作成スピード次第なので、各部署・社員に依頼するよりもコントロールしやすいのが良い点です。

その分、作成する原稿の量は膨大ですけどね。

 

1人でWebサイト担当を任されて原稿を作ることになった場合、初めから完璧なものを作ろうと必要以上に気負いすぎないことが大切です。

 

「まずはこのページの原稿を仕上げてから…」と1つのページにだけ集中しすぎると、他のページの分が進みません。

 

また、自分で100%に仕上げたと思っていても、第三者に見てもらうと内容がズレていてやり直しするのに予想以上の時間がかかるということもあります。

 

なので、まずは70%くらいの完成度を目指して作ります。

いったんそこで他の人に見てもらい、おかしい点はないか等をチェックしてもらいましょう。

「原稿を書くなんて無理!苦手!」という人でも、既にできている文章を読んで感じたことを言うくらいならきっとやってくれると思います。

そこで何か指摘をもらえればそれを踏まえて微修正。

 

そして上司や担当の社員など、その内容について詳しい・責任のある人に回覧し、方向性は間違っていないか等を確認します。

修正指示が出ればそれを反映して再度提出しまたチェックしてもらいます。

 

周りの力も借りながら、確認してもらいながら、100点に近づけていけばいいんです。

自分1人が担当とはいえ、1発で100点満点の正解に仕上げるのは至難の業ですから、そんなに気負わなくていいんです。

周囲の人に助けてもらいながらやっていきましょう。

 

 

回覧したときにはロクに見もせず「いいんじゃないかな」と言っておきながら、いざ公開したら「ちょっと違うんだよな~」なんて言う人がいたりするのも制作あるあるです(笑)

まぁ回覧のときって見る量も多くて、パラパラっとしか見れないことも多々ありますからね。

 

間違いがあったりしたとき、印刷物は刷り直したり訂正シールを貼ったりと大掛かりになりがちですが、Webはサッとその部分だけ差し替え、ってのもスピーディーにできます。

ただ、「後でいくらでも替えがきくから」といってテキトーに仕上げていいわけじゃないのは言うまでもありません。

 

 

つらつらと書いてきましたが、こんな感じで3年間Webサイトの担当をしています。

この方法で今のところ問題なくスムーズににやれています。

 

あ、最後にひとつ。

同僚や先輩・上司の皆さん、Web担当者が悩んでいる様子だったら、ぜひ話を聞いてあげてください。

何気なく発したあなたのひと言がヒントになるかもしれませんから。

Web担当者の皆さん、一緒に頑張りましょう!

 

投稿者プロフィール
熊木 勇太

1987年生まれ。株式会社リバースジャパンのWeb担当として、ウェブサイト・SNSの更新、製品カタログ等の販促物制作、社内環境整備を担当。大学卒業後は印刷会社に入社。営業として様々な印刷物・Web制作に携わる。この体験から、企業が自ら情報発信して伝えることの大切さを感じ、リバースジャパン入社後はWebサイトリニューアルやSNSでの発信、パンフレット等の新規作成など情報発信に務めています。高校生の頃に鑑賞して以来、長岡花火が1年で最大の楽しみです。

熊木 勇太をフォローする
Web
リバースジャパン スタッフブログ