会社で「ミッション・ビジョンを明確にしよう」計画(勝手に命名)が動き出しました。
きっかけは、会社で購読している業界誌「新建ハウジング」の別冊ムック本である「住宅産業大予測2019」のコンテンツ「小説で学ぶ 工務店の『Hope』はどこにある」を読んだこと。
このコンテンツは「事業継承後に棟数減少・単価下落・半年で資金ショートのピンチに陥った工務店の2代目社長」を主人公にした小説で、厳しさを増す住宅市場の中で工務店はどのようにすればHope(希望)が見えてくるのかを解説しています。
綾瀬はるか主演でヒットしたドラマ「義母と娘のブルース」をモチーフとして参考にしたそう。
これが非常に分かりやすくて、教科書的な本を読むよりもスッと入ってきます。
「義母と娘のブルース」もリアルタイムでは見ていませんでしたが、正月の再放送を見てみたら参考にできる点が多くて面白かったです。
不振にあえぐ工務店が道を切り拓くには何をすればよいのか、また、初めは何から手を付ければよいのか。
この小説で初めに言われることは、ミッションを明確にしましょうということ。
次いでビジョン、バリュー。
これらを明確にし、会社の根幹の部分をハッキリさせるところですよ、というように、段階を踏んで解説してくれています。
- ミッション=経営理念・会社の目的・使命
- ビジョン=経営方針・目指す理想像・方向性・ゴール
- バリュー=会社の基本的価値観
いつかは定めなければいけないと思っていたのですが、なんだか難しそう…と思いなかなか提案できずにいたのですが、これに沿っていけばできるかもしれないと思いました。
想いのあるところに人は集まる。
(製品が役に立つことが前提だけど)想いに共感して、好きになってくれる。
昨年、弊社はようやく10年という節目を迎えられましたが、この先も応援してもらえる会社になれるよう、上記のことをいま一度明確にする必要があると思い、社内に提案しました。
会社の想いとは、創業者の想い。
わざわざ会社を作るということは必ず想いがあるはず。
それを発信しないなんてもったいない。
というわけで、ミッションづくりのために近々社長にインタビューする予定です。
インタビューは準備が命!ということで、実りあるインタビューにするべく、準備を進めています。
ミッション等を明確にしようと決めた現在から、作成している途中経過、完成まで、シリーズものとして継続して書き留めていきたいと思います。