3年前に参加したセミナーの振り返り記事も3つ目になりました。
今回が完結編となります。
それではどうぞ。
※前回の記事から講演スライドの写真を載せていますが、このセミナーでは主催者からスライドの写真撮影が許可されていました。
販促物の効果をあげるポイント
午後の部はオープニングを務めた坪井秀樹さんの講演から。
お客様は誰か?ターゲットを徹底的に絞り込む「ターゲットプロファイリング」
坪井さんの講演でいちばん頭に残ったのはこれ。
- お客様は世間の人全員、ではなくて、できるだけ個人レベルまで細かく設定する。
- 販促物を作るときは、具体的な○○さんが反応するように、売り場を作るときは●●さんが喜ぶように、嬉しくなるようにやってみる。
- 捨てかけの商品でも独自のターゲットにしたり、伝え方を変えることで息を吹き返すこともある。伝え方が変わるだけで価値が変わる。だから誰に伝えるのか、が大切。
写真を見ていただくと分かりやすいと思います↓
やらなければならない仕事の中に、自分の好きなことを盛り込む
「好きなことを仕事にしてみよう」
坪井さんは言いました。
たしかに、自分の好きなことを仕事に取り込めたらいいですよね。
坪井さんはさらに続けて言いました。
好きなことの見つけ方のヒントは過去にあるよ。
『自分は何が好きなんだろう?』
楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと…そういう昔の体験を思い出してみる。
そうすると自分のこれからの方向性が見えてくるよ。
方向性?
イヤイヤ働くよりもそりゃ好きなことして楽しく働けたらいいけど…
当時はまだ坪井さんの言葉を落とし込むことができませんでした。
でも今は、パンフレットづくりやウェブサイト管理など、いろんな仕事をやるようになって、なんとなーくそれが見えてきた気がします。
自分はどんなことが好きで、どんな風に進んでいきたいのか。
まだボンヤリしてますが、自分の中でクリアになったらまた別の記事で書こうと思います。
セミナーもいよいよ終盤。
最後の講師は、主催であるウィザップの藤田遼さん。私の先輩です。
藤田さんは当時28歳(確か…)で、若いのに大勢の前に立って講演するなんてすごいなーと思ってました。
反応の出る販促物の基本
販促物を作るとき、藤田さんはお客様に次のポイントを意識させるそうです。
1.読んだ人にどう行動してほしいのか?
例えば車屋さんならば、
- ショールームに来場するだけでいいのか?
- それとも試乗してほしいのか?
- 車を購入してほしいのか?
2.この販促物を読む人は誰?
- これは誰が読むの?
- 誰に向けて出すの?
3.その人に伝える内容はこれでいいか?
- その人に伝える内容はこれでいいのかな?
- これ(文言等)は必要なのかな?
販促物作りにはきちんとしたシナリオを作ることが必要
販促物の基本を押さえたら、次に「シナリオ」を作ります。
販促物はデザインから始めるのではなく、こうしてきちんとした「設計図」を作るところから始めるのが大切なんですね。
反応の出る販促物を作るには、依頼側・制作側がタッグを組むことが大切
販促物は決して業者に丸投げでいいわけじゃない。
お客様(依頼側)と業者(制作側)が一緒に作り上げるものです。
お客様が商品の情報や目的、想いを明確にして(これは他の誰でもないアナタにしかできません)、業者が販促の知識・ノウハウを提供する。
その2つが組み合わさった時に反応が出るんです。
藤田さんの講演で最も印象に残った言葉です。
業者さんは販促の知識・ノウハウなど、伝える手段は持っていますが、伝えたい「想い」は業者さんが用意することはできないので、依頼側がきちんと明確にする必要があります。
これは以前にリバース工法パンフレットを作ったときにも感じました。
これからもこのことを忘れずに取り組んでいきたいと思います。
3回に分けて書いてきたセミナーレポートもこれで終わりです。
また別のセミナーに参加したときはこんな風に振り返って記録に残したいと思います。
それでは。
販促物作り応援セミナーの記事(全3回)
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