先日、ウィザップWeb制作チームによるWeb制作以外の新サービス「HTML&CSS基礎力育成講座」に参加し、ウェブサイトがどうやって出来上がるのかを学んできました。
※講座の様子は下記記事をご覧ください↓
この講座に行こうと決めたのには、2つの理由がありました。
ウェブサイトの仕組みをきちんと知りたい
現在の主な業務にウェブサイト管理があります。
管理といっても、直接更新作業をするわけではなく原稿や写真を用意して「この文章・写真をどこそこに入れてください」とお願いするだけなのです。
最新情報のお知らせだけはWordPress(ワードプレス)で作ってもらったので、私が直接更新することができます。
WordPressとは、いわゆるコンテンツマネジメントシステム(CMS)というものです。
簡単にいうと、「ホームページの制作ができない人でも、簡単にコンテンツを管理できる仕組み」ということです。
通常、ホームページに新たに記事を追加しようとすると、htmlという言語を勉強して、自分でコードと記事の文章を書いていかなくてはなりません。
それがWordPressの場合は、htmlのコードがわからなくても、マイクロソフトのワードに文章を書いたり写真を挿入したりする感覚で、記事やニュースを更新していくことができます。
上の記事にもあるように、ウェブサイトを作ろうと思うと、HTMLという呪文のような文字↓をたくさん書かなければいけません。
掲載する文章や画像を、HTMLという形で書き、その文章等をCSSで色を付けたり下線を引いたりと装飾していくのです。
CSSについてはこちら↓の記事が分かりやすいかと思います。
今さら聞けない!CSSとは【初心者向け】 ※別タブで開きます
前述したWordPressでは、HTMLやCSSの細かい知識を必要とせず、ブログを投稿する感覚で文字を入力したり画像を挿入するだけでサイトが作れちゃいます。
そのため、ウェブサイトの管理や更新をしているといっても、基本であるHTMLやCSSはノータッチでここまで来ており、あまり知識はありません。
「これはどういう意味だろう?」と調べて分かった言葉もありますが、全て断片的・ぶつ切りな知識であり、全体の中でどんな働きをするのか等、全体像は分かったつもりで実は分かっていませんでした。
「Web担当といっておきながらHTMLもCSSも知らない、じゃ良くないよな…」というのが長年心に引っかかっており、いつかはしっかりと基礎を学んで、サイトができるまでの工程を知りたいと思っていたのです。
私のように独学でやっている人で、なおかつまだまだ初心者な人向けに、ウェブサイトのキホンをじっくり教えてくれるセミナーが新潟で開催されないかなぁ、と色々インターネットで検索するも、どれも東京などの県外開催で、参加は難しい。
そこに飛び込んできたのが今回の講座のお知らせ。
実際にサイトを構築しながら、学べます。
自分で簡単な更新をしたい人にオススメ!
出典:HTML&CSS基礎力育成講座
HTML&CSS基礎力育成講座とは
コーディングの基礎を学びたい方や、ウェブ制作に興味のある方、企業のウェブ担当者でHTMLとCSSがよくわからない方にオススメの講座です。
内容は…
- HTMLタグの基礎知識
- リンクの方法
- CSSの書き方
- 文字色・背景色の変え方
- 中央配置・並列配置の方法
- 画像の配置
などなど、かつて私たちもよくやった初心者がつまづきがちなあんなことまでお教えします。
もちろん、ホームページ作ったことがなくて、初めてでも問題ありません!
ゆっくり初心者さんに合わせた進行をいたしますので、ご安心ください。
これはまさに自分のための講座だ!こんなのを待ってた!と思いました。
この講座で、仕組みをしっかりと知りたい。
そしてあわよくば、簡単な修正なら自分で出来るようになりたい。
そんな想いで参加を決めたのです。
頼む側も「全く知らない」から「少しでも知っている」に変われば良いことがある
仕組みを知るということについては、「お金払って頼んでるんだから、プロに全部任せればよくない?」という考えもあります。
確かに知らない分野に不用意に首を突っ込むより、分かる人に任せた方が早いですよね。
プロにお任せすれば、基本的に先方主導で制作が進んでいきます。
その中で「○○を支給してください」という指示に従っていけば完成しますし。
けど、頼む側の人も、その分野のことを少しでも知っていれば良いことがあります。
良好なコミュニケーション→良い成果
依頼側が「こんなのチョチョイのチョイでしょ!」と思っていたことが、実は手間のかかる作業だと分かれば、失礼な物言いをせずに済みます。
良いものを作るのに、依頼側と受け手側がギスギスしていたらダメ。
お互いが戦友のようにガッチリと手を組んだ時に初めて良いものができる。
工程を理解することで、コストダウンのヒントを得る
仕組みを知ると、どういう指示の出し方をすれば制作側がスムーズに作業できるのかも分かります。
今までの指示の出し方が制作会社に手間を発生させることだと分かれば、そこをシンプルにすることでコストダウンに繋がるかもしれません。
例えば「この場所にこの文章を入れてください」という指示をしたとします。
その文章は誰が用意するのでしょう?
私が今こうして文字を打っているように、制作会社さんが原稿を打ち込んだとしたら、当然その作業費用が発生します。
依頼者側が自分でWordなどに打ち込んで、あらかじめテキストデータを作っておけば、制作会社さんはそれをコピー&ペーストするだけで済むので、打ち込み分の費用を削減することができます。
せっかく今回学んだことを忘れないように、講座でやったことをもう一度自分だけでやって復習しています。
HTMLを書くためのソフトは色々ありますが、講座中に使用したAdobe社のDreamweaver(ドリームウィーバー)は便利な機能が備わっているものの、プロ向けだけあって値段も高いです。
しかし今は無料で使えるソフトがたくさんあるんですね。
インターネットで調べて、良さそうなものをいくつかダウンロードして使っています。
講座中も感じていましたが、また自分で復習しながら思ったのは、
ウェブサイト作りって楽しい!
「好きこそものの上手なれ」と言いますし、楽しみながらスキルアップを目指して地道に頑張っていこうと思います。