販促物作成を担当し始めてからこれまでの間、不慣れなillustratorやPhotoshopをやっとのことで操作して名刺やチラシ、パンフレットなどいろいろなものを作ってきました。
おかげでillustratorやフォトショップの操作にはだいぶ慣れ、チラシなどを作る要領もだいぶ分かってきたのですが、最近ぶつかったのがデザインの壁。
それっぽくは作れますが、どうしてもあか抜けないというか、素人っぽいというか…。
そこで先日デザインや色使いについての本を購入しました。
販促物作ってますが、やはり素人っぽさが出ちゃうんですよね。でもそれじゃ悔しいし、任されてる身としていつまでもこのままで良いわけがない。ということで配色やデザインを勉強します(`_´)ゞ pic.twitter.com/mnktS7fiqU
— 熊木勇太/小さな会社の販促物制作・Webサイト担当者 (@kuma_42) June 30, 2017
まだすべてを読み切ったわけではありませんが、これらの本で学んだことを活かして既存のチラシを修正しました。
参考にした3冊の本
- 坂本伸二さんの著書『デザイン入門教室』
- 田中クミコさん・ハラヒロシさん・ハヤシアキコさん・ヤマダジュンヤさんの『クイズで学ぶ デザイン・レイアウトの基本』
- 大里浩二さんの著書『デザインを学ぶすべての人に贈るカラーと配色の基本BOOK』
1枚目の写真の『デザイン入門教室』の冒頭のページに載っていた言葉が良かったです。
デザイン制作においては、センスよりも「目的を明確にすること」と「基本ルールを使いこなすこと」のほうが大切です。
言葉を変えるなら、デザインの基本ルールを習得すれば、すべての人が「読み手に伝わるデザイン」や「人の心に残るデザイン」を実現できるといえます。
なんと勇気をくれる言葉でしょうか!
しかも表紙には「センス、経験一切不要!」とまで書いてあります。
この本に載っている基本ルール、ぜひとも習得したいです。
2枚目の『クイズで学ぶ デザイン・レイアウトの基本』は実例が多く、今作っているものにすぐ応用したいとき参考にしやすいです。
ちなみに『デザイン入門教室』は『クイズで学ぶ~』で出てきた技法などの解説が載っているので、初歩から理解するのにすごく助かります。まさに手順書といった感じで、これから作り始めるときにそばに置いておきたい1冊。
3枚目の『デザインを学ぶすべての人に贈る カラーと配色の基本BOOK』は帯に書いてある言葉に惹かれました。
プロが当たり前にやっている「かっこいい配色」は、ちょっとしたコツとルールを知っているからできるんだ。
だから、コツとルールさえわかれば、誰でもできることなんだ。すぐに実践できる配色のルールとコツが満載。
配色の技法から始まり、豊富な実例が掲載されています。
さらにその実例で使われている配色のCMYKやRGBの値まで載ってるのが便利だなと思いました。
修正する前のチラシ(ビフォー)
今回修正したのは「テラパック」という製品のチラシ。
テラパックというのは、野菜などの成熟・腐敗に関係するエチレンガスを低減して野菜などの鮮度を保つという袋です。
家庭はもちろん、飲食店でもお使いいただいています。
そのチラシがこちら↓
修正後のチラシ(アフター)
そして上記の本を読んで手を加えてみたのがこちら↓
どうでしょうか?
少しは素人っぽさが抜けたんじゃないかなと。
…甘々な自己評価です(笑)
まだまだだよ、と思われるかと思いますが、まずは実践したことに価値があるかなと。
少し読んだだけでもこれだけ変えることができて、とても良い本に巡り合えました。
でも、ただ読むだけじゃなくて、読んだ上で実際に行動するからこそ身につくものだと思ってます。
大学でお世話になった先輩から掛けていただいた言葉で心に残っているものがあります。
「分かる」≠「できる」だよ!
頭で分かっているからといっても、それはできたことにはならない。
この先輩には、実際に行動することの大切さを教えていただきました。
この言葉を胸に、もっと読み込んで勉強しつつ、色んな販促物で実践を重ねて、さらなるクオリティ向上に努めていきたいと思います!
それでは!
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