こんにちは、リバースジャパンのブログ担当・熊木勇太です。
先週の今日、ウキウキして長岡花火の告知ブログを書いていましたが、長岡花火が終わって早1週間が経ちましたね。
皆さんは見に行かれましたか?
私は宣言通りインターネット生中継とBS日テレでの中継を見ていました。
中継では花火だけでなく観客席の様子なども映るんですが、画面を見ながら「けっこう人がたくさんいるな~」と思っていました。
それもそのはず。今年の来場者は2日間合計でなんと102万人!
【2016年長岡まつり大花火大会観覧者数】
8月2日(火)520,000人
8月3日(水)500,000人
合計 1,020,000人ご来場いただいた皆様のご協力に厚くお礼申し上げます。 pic.twitter.com/eVTBJnvNgf
— 長岡花火(長岡花火財団) (@NgFes08020803) August 4, 2016
土曜・日曜開催だった2014年が103万人、日曜・月曜開催の昨年2015年が104万人でしたので、2日とも平日開催でこの人数はすごいです。
それだけ長岡花火の良さが伝わって、行ってみたい!という人が増えてきているってことですね。長岡花火応援団としては嬉しい限りです(笑)
インターネット中継の楽しみの一つに、地元ラジオ局による花火の実況中継&解説というものがあります。
- 長岡まつり特別番組「FM三尺玉」
- 今年も放送!長岡まつり特別番組「FM三尺玉」2016
実況をつとめるFMながおかパーソナリティの人による、長岡花火愛あふれる実況が聞きどころで、花火がきれいに開いたときには「きたぁァァァ!」といったアツい実況が聞けることも(笑)
その実況を聞いていて印象に残った言葉がありました。
「また来年、あと365日です」
2日目の放送が終わり、「また来年お会いしましょう」と終了を告げるときのパーソナリティの言葉です。
今年の花火が終わった瞬間から、来年への準備が始まります。
花火が上がるのは1年365日のうちのたった2日間。
その2日間のウラでスタッフや関係者の方がどんな準備に取り組んでいるのか、私たち観客はあまり知りません。
でも、2日間を成功させるため、人に見えない所でたくさんの人が一生懸命動いています。
実行委員会などのスタッフ、ボランティアスタッフ、花火師、花火を出してくれるスポンサー、インターネット中継をしてくれる会社、ラジオ中継をしてくれるラジオ局、花火に合わせて流れる音楽を扱う音響さん、警備会社、そして警察、消防、市役所などの行政。
あれだけ大規模なイベントが毎回無事に開催され、盛り上がるのは、これだけの人が各自の役割をきっちり果たしているから。
これを仕事に置き換えてみても同じかなと思いました。
毎日が同じ仕事内容の繰り返しだとしても、注目を浴びる仕事じゃないとしても、会社にとってそれは欠かせない大切な仕事だということ。
そのことを理解し、「与えられたこの仕事がどんな意味・役目を持つのか」といったことを理解して取り組むのと、その意味を考えずに、ただ「作業」としてこなすだけとでは、その成果に差が生まれるのではないでしょうか。
ただ、毎日が同じ仕事の繰り返しだと、時にはつまらないと感じることもあるかもしれません。
そんなときにはこの言葉を思い出したいと思います。
先日放送されたNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出ていたJALのスゴ腕整備士・杉本好夫さんが思うプロフェッショナルの定義です。
今、自分ができる仕事の出来栄えに、妥協・満足するのではなく、昨日よりもきょう、きょうよりもあすという風に絶えず向上心を目指して頑張っている人が僕にとってのプロフェッショナルです
大きな目標があっても、まずは自分に与えられた目の前の仕事に全力を注ぎ、「これでいいや」ではなく、昨日よりもその出来栄えを良くできるよう向上心を持って取り組む。
それがいつか大きな実を結ぶことを信じて、日々の業務を精一杯頑張ります。
大好きな長岡花火(とNHK)をきっかけに、仕事へのやる気があらためて湧いてきたので、この気持ちを忘れないようにと、今回の記事を書きました。
長岡花火のことを書くといつも長くなってしまいますが、そのシリーズもひとまず終了です。
リバースジャパンにはとにかく長岡花火が好きなスタッフがいる、と十分に伝わったのではないでしょうか(笑)
それではまた次回!