昨日から新潟市は大雪に見舞われています。
【菊池真以の気象つぶやき】
きょうは市街地でも大雪になっています。新潟では、朝は0センチだった積雪が、午後7時には40センチにもなりました。 pic.twitter.com/xOCqTNfQfb— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) January 11, 2018
昨日の朝出社した際はまだそれほどでもなかったのですが、午後から次第に雪は強まり、車の屋根にも道路にもたくさん積もるようになりました。
パートさんが退勤する際に車がスタックしてしまったため、私と上司も手伝って3人で雪かきをして何とか車を送り出すことに成功。
これはまだ積もりそうだな、ということで、私と上司の車に積もった雪も下ろし、会社の駐車場と歩道の一部を除雪しました。
そして終業後、先ほどキレイに除雪したはずの車に、同じくらいの雪が積もっているではありませんか…!
またも一生懸命除雪して何とか出発したはいいものの、普段なら10分くらいで行けるはずの距離を進むのになんと30分近くかかりました。
私はまだ家が近いほうなので良いのですが、上司は帰宅するまでに何と3時間もかかったとのこと。
年末年始も含めてここしばらくは珍しく雪のない新潟市でしたので、久しぶりの大雪ということで、各地で事故が起きたりスタックしたりと大渋滞が発生しました。
交通がマヒしたのは車だけでなく電車も。
新潟県三条市のJR信越線・東光寺駅~帯織(おびおり)駅間の踏切では、大雪の影響で昨日11日の夜から今朝10時過ぎまで電車が立ち往生し、約430人もの乗客が電車の中で一晩を過ごすという出来事がありました。
想定以上に車両前方に雪が積もったのに加えて、積雪のスピードが速くて除雪が追い付かなかったのが原因。
車内にはトイレがあり暖房も効いており、JRから飲料水や食料の提供もあったのが幸いですが、それでも乗客の皆さんの疲労は計り知れません。
数年前、ちょうど同じような場所で私が乗っていた電車も立ち往生しました。
そのときは1時間くらいで動き出しましたが、それでも車内アナウンスは「除雪中」と伝えられるだけで情報が少なく不安だった記憶があります。
そうなると頼りになるのがスマートフォン。
ニュースを見るなどして情報を得ることが出来ますが、電池が切れてしまう心配も。
実際に今回の乗客の中には電池切れで家族と連絡が取れなくなってしまう人もいたとのこと。
こういう事態に巻き込まれるとは想像しにくいですが、出かける際には万が一に備えた装備をしておくのが良さそうです。
連絡手段・情報入手の手段が絶たれてしまっては大変なので、まずはスマートフォンのモバイルバッテリー。
停電等で暗闇の中で過ごしたり移動したりするかもしれないので懐中電灯も。
車には除雪道具はもちろんのこと、毛布など暖をとれるもの、食べ物・飲み物、携帯用トイレなどでしょうか。
出かける前に必ずトイレに行っておくのもいいかもしれませんね。
あとは燃料不足にならないように給油するタイミングをいつもより早くして、なるべくガソリンが多い状態にしておくことも欠かせません。
【車のガソリンは常に満タンで】
車にはカーラジオや冷暖房装置があります。電話や電気が使えない被災時においても、様々な形で利用可能です。ガソリンタンクがエンプティに近づく前に常に満タンにしておく習慣を身につけてください。— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2018年1月12日
お昼ごろに一度雪が止んで晴れ間も見えていたのですが、15時半現在、また降っています。
車の屋根にもどんどん積もっています。
昨日ほど降らないことと天候の回復を祈りたいと思います。