こんにちは。スタッフの熊木勇太です。
なが〜いタイトルですみません。
今日はどうしてもお伝えしたいことがあります。
長岡花火有料観覧席の抽選販売の申し込み締切が明日13日(金)までとなっています!
突然すみません。
今日は仕事の内容ではなく、私の趣味の話です。
以前の自己紹介記事でも書いたのですが、私は長岡花火が大好きで、この時期が来ると「今年もあの季節が来る…!」とテンションが上がってしまいます(笑)
長岡花火を見るには「無料観覧席」と「有料観覧席」がありまして、有料観覧席はマス席(右岸・左岸)、右岸ベンチ席、左岸イス席(堤防内)、フェニックス席、陸上競技場イス席などの種類に分かれています。
購入方法は席によって「抽選販売」と「コンビニ販売」に分かれていて、コンビニ販売のチケット(フェニックス席、陸上競技場イス席)は先着順なので早い者勝ちですが、抽選販売のチケット(右岸・左岸マス席、右岸ベンチ席、左岸イス席)は申し込みが必要です。
その申し込み締切が明日13日(金)までとなっていますので、抽選販売の方の席で見たいな~という方は下記ページで販売スケジュールをチェックして急いでお申し込みを!ということをお知らせしたかったのです。
無料観覧席もありますが、これを確保しようと思ったら大変ですので、事前に有料観覧席で席を確保するのがおすすめです。
私は今までほぼ毎年のように行ってまして、これまで4種類の席で観覧しました。
なので、今日はそれぞれの観覧席で見た感想をご紹介したいと思います。
「初めて行くけど、どの席で見ようかな~」
「いつも同じ席だけど、あの席はどんな感じかな~」
なんて迷っている方の参考になればうれしいです。
長岡花火について
観覧席レポートの前に、長岡花火についてちょっとご紹介します。
平和への願い
長岡花火は毎年8月1日~3日に開催される「長岡まつり」の2日目・3日目の行事として打ち上げられます。
長岡まつりの前身は、昭和21年8月1日に開催された「長岡復興祭」です。
長岡復興祭は、前年の昭和20年8月1日に長岡が受けた空襲からの復興を願って行われました。
それを受け継ぐ長岡まつりもまた、空襲で亡くなった方々への慰霊の念や長岡復興に尽力した先人への感謝、平和への願いが込められているのです。
日付が固定されているのにはそんなわけがあるのですね。
長岡まつりの起源について詳しくは下記のページをご覧ください。
どんな花火が打ちあがるの?
長岡花火で有名なのは「フェニックス」ですね。
超ワイド型スターマインで「超ワールド・ワイド・ビッグスクリーン」とも呼ばれています。
フェニックスは正式には「復興祈願花火フェニックス」といい、2004年10月に起きた中越地震からの復興祈願と、支援していただいた多くの人への感謝のシンボルとして打ち上げられています。
下記ページを見ていただくとフェニックスについてよく分かりますし、美しい打ち上げ写真も見られます。
フェニックスは動画サイトに映像がアップされてたりしますが、ぜひ一度実際に見ていただきたい!
開花幅約2kmにわたって打ち上げられる花火、その美しさ・迫力に息を飲むこと間違いなしです。
初めて見たときはなぜか涙が出ました。
フェニックスばかりが注目されがちですが、他にも素晴らしい花火がたくさんあります。
正三尺玉にナイアガラ、天地人花火、この空の花、米百俵花火に尺玉100連発…どれも素晴らしいです。
長岡花火ウェブサイトの花火プログラムページにそれぞれの花火の画像がありますので、気になった方は見てみてください。
とても混雑します
長岡花火は毎年非常に多くの人が訪れます。
一昨年(2014年)は土曜日・日曜日開催だったこともあり、
- 8月2日(土) 53万人
- 8月3日(日) 50万人
なんと2日間で計103万人もの人が来場したとのこと。
さすが土日だなぁなんて思っていたら、昨年はそれを上回る観覧者数に!
- 8月2日(日) 56万人
- 8月3日(月) 48万人
計 104万人!
すごすぎる…!
ちなみに昨年は行けなかったのですが、2014年に行ったときの帰りの長岡駅前の様子はこちら↓
今年は開催する2日、3日ともに平日なので少しは良いかもしれませんが、これぐらいの混雑は覚悟していった方が良いかもしれません。
前置きが長くなりましたがここから観覧席レポートです。
それではどうぞ!
右岸ベンチ席【抽選販売】
堤防傾斜地に設置した板敷きの席で、一番オーソドックスな席だと思います。
どの花火もまんべんなく見ることができますので、初めて行かれる方はこの席を選ぶと良いと思います。
私もこの席で見ることが一番多いです。
右岸マス席【抽選販売】
河川敷内に設置した板敷きのマス席。
ベンチ席よりも打ち上げ場所に近づくので迫力が増しますし、1マスが180cm四方で定員6人なのでゆったり見られます。
大勢の友達と見に行くときや家族と一緒に行くときなんかはこの席がおすすめです。
私はツアーで行ったため、何マスかに複数人で座ったので厳密にこの右岸マス席の広さと同じではないかもしれませんが、だいたいのイメージが伝わればと思います。
フェニックス席【コンビニ販売・先着】
フェニックス花火が大パノラマで楽しめる席です(右岸側にあります)。
目の前の視界すべてがフェニックスで埋め尽くされるのでとにかく大迫力。
ここで見たときはとにかく「スゴイ」しか言葉が出ませんでした。
正三尺玉やナイアガラが見えづらかった記憶があるので、これらを楽しみにしている方はこの席は避けたほうが良いかもしれません。
とにかくフェニックスを満喫したいという人におすすめの席です。
陸上競技場イス席(テーブル付)【コンビニ販売・先着】
陸上競技場フィールド内に設けたテーブル付のイス席でゆったりと観覧できる席です(左岸側)。
ナイアガラなど下部で打ち上がる一部の花火が見えにくいですが、前後の席と席の間隔はわりと広いのでゆったりと観覧できました。
テーブルがあるので食べ物や飲み物を広げられるのもうれしいポイントです。
右岸で見る?左岸で見る?
右岸で見る場合は新幹線や電車で帰ることになると思います。
長岡駅に向かう道中・そして長岡駅はとてつもない混雑ですが、そこを乗り越えて新幹線・電車に乗ってしまえば、あとはスムーズに帰れると思います。
花火大会が全部終わってから駅に向かうのではなく、駅に向かいながら最後の方の花火を見れば少しは混雑も回避できます。
左岸で見る場合の交通手段は車が主だと思いますが、信号1つ超えるのに1時間かかるなんて話もあるくらい道路は大渋滞します。
さらには車を停めた駐車場までシャトルバスに乗る場合は、それにも行列ができるのでさらに時間がかかります。
「左岸大変そう…」と思うかもしれませんが、車はプライベート空間が確保できますので、人に囲まれてギュウギュウになるなんてことを避けられるのが良いところです。
翌日が休みで帰りの時間を気にしなくてよい場合や、小さいお子様連れの場合などは左岸で見るのも良いと思います。
長岡花火のサイトでは「渋滞回避の虎の巻(花火大会からのかしこい帰り方)」や「方面ごとのおすすめ交通手段」などが載っているので、これを参考にするのがおすすめです。
会場に行けないときにはこんな方法があります
チケットが取れなかった、仕事があるなどの理由で会場に行けない方も多くいらっしゃるかと思います。
そんなときにおすすめなのが、Ustream鑑賞会です。
昨年は会場に行くことができなかったのでこの方法で鑑賞していました。
打ち上げの様子を2日間ともFMながおかのラジオ音声を乗せてライブ配信してくれます。
部屋の電気を消して真っ暗にし、パソコンをテレビにつないで大画面で見ればあら不思議、気分はすっかり花火会場です。
涼しい部屋の中で鑑賞できるのもこの方法ならではの特典です。
最後に
今日は個人の趣味全開でお送りいたしましたが、いかがでしたでしょうか?
私が行ったのは過去のことなので、今年の観覧席とは異なる部分もあるかと思いますが、ひとつの参考になれば幸いです。
長岡花火は人の波に疲れてしまうと思いますが、それを補って余りあるほどおすすめですので、まだ見に行ったことのない方はぜひ一度行ってみてください!
長岡花火の日が近づいてきたら今度は当日のおすすめの過ごし方なんかを書いてみたいと思います。
それでは!